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もっと知りたいクイーン -Days of QUEEN-

投稿日:2019-02-02 更新日:

おはようございます。
レコード男子リョータです。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は日本でも大人気で新しいQueenファンも生まれているようです。僕もそのひとりです。
時代を振り返ってあらためて聴くクイーンは僕にとってとても新鮮で配信ではなくレコードで聴きたくなりました。
クイーンがデビューした時代にリアルタイムで聴いて来た皆さんが味わったドキドキ感や風評のもどかしさを共有することはできません。
その代わり世間に評価されその作品が現代まで愛され続けているクイーンを満喫出来るのはとても幸せなことです。

知っておきたいクイーンの始まり

クイーンは、ブライアン・メイ(guitar)、ロジャー・テイラー(drums)、フレディー・マーキュリー(lead vocal,piano)、ジョン・ディーコン(bass)で1971年に活動を開始した英国のロックバンド。
グループの母体となったのは、ブライアンとロジャーが活動していたバンド「スマイル」に友人(ティム・スタッフェル:vocal,bass)が脱退したことをきっかけにフレディーが参加、Queenと名乗って活動を始めるが1971年にジョン・ディーコンが参加して活動が本格化したことからこの年が結成年とされている。

メンバー

フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury 1946/9/5-1991/11/24):リードボーカル 、ピアノ
ブライアン・メイ(Brian May, 1947/7/19- ):ギター
ジョン・ディーコン(John Deacon, 1951/8/19- ):ベース
ロジャー・テイラー(Roger Taylor, 1949/7/26- ):ドラム
※全員が作詞作曲を行い、ギター・キーボード(ピアノ・シンセサイザー・チェレスタも含む)が演奏できる

queen-member

queen-member

クイーンの音作りへの執念が彼らのサウンドの秘訣

スタジオでのレコーディング作業に多くの時間を費やした彼らは音を重奏するダビングを根気よく行い厚みのあるインスツルメントとコーラスで独特のサウンドを作り上げた。それは、エレクトリックギターのダビングによる「ギター・オーケストレーション」となり、そこにメンバーがボーカルをオーバーダビングすることで生まれる重厚な「コーラス」となって表れている。映画『ボヘミアン・ラプソディ』のレコーディング・シーンでマルチトラックテープの磁性体が摺り減りテープのベース部分が透けるほど繰り返しコーラス部分のダビングを行っている様子が描かれている。
また、ギタリストのメイは素材や当時珍しかったイフェクト装置を搭載するなどハンドメイドでギターを作り上げ、奏法にもこだわっていたという。さらに、当初はシンセサイザーを使用せずギター・オーケストレーションによる重奏による音作りにこだわっている。
クイーンのコーラスの録音では最上パートはテイラーが担当することが多いようだ。
デビューアルバムのジャケット裏面をよく読んでみると「Freddie and Brian…and nobody played synthesizer」とクレジットされている。

nobody played synthesizer


その他、クイーンの強みはメンバー全員が作曲をして作風もそれぞれ異なっていることによる多様さにも表れている。

デビューアルバムの遅れと酷評をバネにした日々

最初のアルバム『QUEEN / 戦慄の王女』は、今であれば評価されるQUEENの音作りへの執念といえる複雑な曲構成と繊細なサウンド作りを称して小細工が多いとか当時イギリスで流行していた魅惑的でファッショナブルなグラムロック(glam rock)の二番煎じのような酷評をされていたようである。
クイーンはデビューに向けてレコーディングをしていたが契約から1年以上も待たされたことで時代遅れのバンドであると誤解されたことも考えられる。

QUEEN- 戦慄の王女

QUEEN- 戦慄の王女


それでもQUEENのメンバーはそのサウンドを信じて挑戦を続けていった。
そして、アルバムとシングルのトータルセールスは1億7000万枚以上というビッグナンバーを歴史に刻んだ。

QUEENがそれぞれの時代に遣わしたオリジナル・アルバム

〇戦慄の王女 – Queen (1973年)
〇クイーン II – Queen II (1974年)
〇シアー・ハート・アタック – Sheer Heart Attack (1974年)
〇オペラ座の夜 – A Night at the Opera (1975年)
〇華麗なるレース – A Day at the Races (1976年)
〇世界に捧ぐ – News of the World (1977年)
〇ジャズ – Jazz (1978年)
〇ザ・ゲーム – The Game (1980年)
〇フラッシュ・ゴードン – Flash Gordon (1980年)
〇ホット・スペース – Hot Space (1982年)
〇ザ・ワークス – The Works (1984年)
〇カインド・オブ・マジック – A Kind of Magic (1986年)
〇ザ・ミラクル – The Miracle (1989年)
〇イニュエンドウ – Innuendo (1991年)
〇メイド・イン・ヘヴン – Made in Heaven (1995年)
上記以外にライブ盤やベスト盤が多数ある。
機会を作って紹介したい。

クイーンをYouTubeで観てみる

クイーン最高ヒット ♥ Q u e e nーズ 人気曲 メドレー ♥Best Songs Of Q u e e n♥

Queen Official
https://www.youtube.com/user/queenofficial

Queen – Bohemian Rhapsody (Official Video)

映画『ボヘミアン・ラプソディ』予告編

クイーン ジャパンツアー インタビュー

クイーンをSpotifyで聴いてみる

クイーン関連リンク

映画『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト

QUEEN(クイーン)ユニバーサル ミュージック ジャパン公式サイト

クイーン (バンド) – Wikipedia

ベストヒットUSA QUEENスペシャル

本田美奈子とクイーン Crazy Nights and Golden Days


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Record-danshi
レコード好きが高じて「レコード男子」としてレコードネタやエンタメの情報を発信する日々。 片付けが苦手なのに心機一転、物置部屋をリニューアル。 レコードは1000枚程度だけど既にスペースが足りなくなる始末。 バッグもレコードが収納できるかどうかで選んじゃう。 音声SNS Clubhouseのルームでレコード男子リョータとして、レコードや趣味ネタについて語っています。 アカウント: @record_danshi (MAKOTO INOUE) No Life, No Records. Always look on the blight side of Life.

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