おはようございます。
レコード男子リョータです。
2021年2月から音声SNS「Clubhouse」で「レコード部」として毎週土日に活動しています。
この「レコード部@Clubhouseダイジェスト」では、参加者の音楽トークを広げてもらうためにレコード男子がお届けしている音楽ネタから面白そうなものを厳選して紹介したいと思います。
今回は、毎週土曜日、日曜日にOpenしている「音楽トーク」ルームで語った以下のトピックをダイジェスト版でお届けします。
オープニングトーク
はい、今週もレコード部恒例の音楽トークBARサタデーの始まりです~!
今週気になったニュースからお届けします!
なんと、ストーンズ*1 の貴重な映像作品が日本初上映~!というお話からお届けします!
※1 僕らの世代では「ザ・ローリング・ストーンズ」のことです。ジャニーズ(SixTONES)ではありません(笑)
今年、ザ・ローリング・ストーンズは、結成60年なので7月には、ローリング・ストーンズ花火が開催されたりしていました。
また、ドラマーのチャーリー・ワッツさんの没後1年(2021年8月24日没)ということで「ローリング・ストーンズ結成60年記念&チャーリー・ワッツ追悼公演として、ストーンズの2種類の映像が映画館で上映されました。
初めにザ・ローリング・ストーンズについて、おさらいしておきましょう!
ザ・ローリング・ストーンズとは?
-The Rolling Stones – は、1962年4月にロンドンで結成されたロックバンドです。
ブライアン・ジョーンズ、イアン・スチュワート、ミック・ジャガー、キース・リチャーズがスタートメンバー。
のちに、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツが参加した。
オリジナルメンバーの脱退などがありミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、チャーリー・ワッツで2021年半ばまで活動を続けていたが、2021年8月24日チャーリー・ワッツが帰らぬ人となった。ドラムの代役はレコーディングやツアー参加でおなじみのスティーヴ・ジョーダンを起用した。
ストーンズの音楽性
彼らの音楽的なルーツは、黒人音楽、ブルースを白人でありながら黒人のように演奏するスタイルで先駆的な役割を果たす結果となった。
結成2年目に加入したドラマーのチャー・ワッツは幼いころにジャズの影響を受け、バンド加入時には英国のブルースの父と呼ばれたアレクシス・コーナーのバンドに所属していた。
彼らが本当に黒人ブルースをよく聞いていたんだろうな、ということがなんとなくわかるエピソードとして、ブライアンが「ジャズ・ニュース」誌にライブを売り込む電話の際にグループ名を聞かれたがまだ決めていなかった。
咄嗟に床に放り出されていたアメリカのブルースの父、ブルース・シンガーのマディ・ウォーターズのアルバムに気づいてその中の曲のタイトル「ローリング・ストーン」と答えたことからバンド名が決まったとか。
2019年4月~5月に日本で開催されたザ・ローリング・ストーンズ展の会場に彼らが共同生活していたアパートの一室が再現されていて、その部屋の片隅にマディ・ウォーターズのアルバムがさりげなく置いてあったのを覚えている。
(参考)ローリング・ストーンズ
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
日本の劇場初上映の作品とは?
次の2本の映像が日本の劇場初上演作品として公開されました。
たった1カ月だけの公演だったから会場に観に行くことができなかったのが残念でならない。
作品を紹介しておきます。
Universul Music Japan 公式サイトにて情報掲載があります。
以下のチャンネルで公式のトレーラーが公開されています。
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ロックン・ロール・サーカス、チャーリー・イズ・マイ・ダーリン予告編
The Rolling Stones Rock and Roll CIRCUS
ザ・ローリング・ストーンズ・ロックン・ロール・サーカス
1968年12月10日、11日(12日早朝までかかった)に収録された。
もともとは、アメリカを横断するような列車を貸し切ってスタジオなんかも作って旅をしながらツアーをするというような壮大なアイデアがあったが、さすがにノロノロ走行のアメリカの列車に揺られての旅は飽きるだろうなってことになって計画は中断。しかし、それがあちこちを旅してまわるサーカス小屋のようなイメージでライブをしたら面白いのではないか?という方向で現実味を帯びた。そして、ローリング・ストーンズが中心になって、当時人気があったザ・フーやまだ無名だけどこれから絶対売れてゆくだろうというタジ・マハールや、ロックにフルートを持ち込んだジェスロ・タール、ジョンレノン、オノ・ヨーコ、元クリームのエリック・クラプトン、ミックの当時の恋人、マリアンヌ・フェイスフルをロンドンのスタジオに集めてテレビ収録が行われた。
なかでもこの企画のためだけに結成された「ザ・ダーティ・マック」は興味深い。
ジョン・レノン、エリック・クラプトン(ジョンが連れてきたらしい)、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズから)、ミッチ・ミッチェル(ザ・ジミ・ヘンドリックス・ペリメントから)が集結。また、オノ・ヨーコがイヴリー・ギトリス(バイオリン)をザ・ダーティ・マックを率いて堂々としたシャウトで会場を沸かせている。DVDで初めて公開された音源も多数あるので、DVDを購入してみるのも良いのではないかと思う。
監督は、ザ・ビートルズの問題作映画「レット・イット・ビー」の監督マイケル・リンゼイ・ホッグが担当した。
撮影されたが1996年まで28年間封印され放映されることはなかった。
本作品は、2019年に4Kレストアにより制作され画質が大幅に改善された。
DVD – 123min.
『ロックン・ロール・サーカス』4Kレストア版 8月5日劇場公開予告編
The Rolling Stones Charlie is my Darling – IRELAND 1965 –
ザ・ローリング・ストーンズ チャーリー・イズ・マイ・ダーリン
1965年のアイルランドツアーの記録フィルム。
旅するメンバーが列車の中で一般客に交じって歌を歌ったり楽しそうにお喋りする様子が微笑ましい。
ライブは、ステージへの乱入者が暴れて結構な事になっているが、これもドキュメンタリーとして貴重な映像だろう。
2012年、9万フレームの原画を手作業で修正・編集して2Kレストアされた。
監督は、ピーター・ホワイトウッド。
DVDは、特典映像含めて16分。本編は63分。
『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』2Kレストア版 8月5日劇場公開予告編
あとがき
レコード部でこの話題を取り上げたものの、劇場公開で観ることができずがっかりしていたところ、
DVDを販売していることがわかり、さっそく発注しました。
実際に2つの映像作品を観てローリングストーンズのメンバーのつながりや貴重な映像、当時まさに話題になっていたアーティスの演奏を聴くことができてとても満足しました。
劇場公開版にくわえてDVDならではの特典映像もありこれは良かったと思いました。
興味のある方に以下、ご紹介しておきます。
レコード部@Clubhouse
毎週土曜日の夜、日曜日の朝の週2回クラブ活動としてレコードや音楽についてのトーク部屋を開いています。
どなたでも参加できます。
・土曜日:21:00~
・日曜日:10:00~
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