新品レコードあるある ──紙スリーブの微細な汚れと、手をかけるか受け入れるかという音の選択

おはようございます。
レコード男子リョータです。

せっかく新品のレコードを買ったのに。
がっかりすることってありませんか?

今回は、
新品レコードの紙スリーブ汚れに、どう向き合うか
そして
どこまで手をかけるかを選ぶ話 です。

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目次

新品なのに、嫌な予感がする瞬間

とある休日。
街のレコードショップを、物色……いや、散策していると、
懐かしいアーティストのアルバムが目に入りました。
Enyaの「 The Very Best of Enya 」を見かけるや手に取っていました。
新品レコード。
検盤はできませんが、そのままお持ち帰り。

1988年、
オリノコ・フロウ」(Orinoco Flow)が、記録的なヒットを記録し、
ケルト音楽が一気に広まった、あの時代の空気を思い出します。

家に帰り、
ジャケットからスリーブを取り出すとき──
嫌な予感がしました。

そして、固まる

さあ聴こう、と
スリーブから盤を取り出した瞬間、手が止まります。

……紙かす。

盤面に、
細かい紙の粉がびっしり。

特に海外輸入盤に多い、
紙素材そのままのスリーブ

輸送中の振動で
盤面とスリーブが擦れ、
微細な紙かすが出やすい構造です。

この紙かす、
溝に入り込むんですよね。

このまま針を落とすのは、
正直おすすめできません。

新品レコードを前にした、3つの選択肢

本来なら、
針を落として至福の時間のはず。

でもここで、
考える時間が降ってきました。

① 気にしすぎない

  • 音に影響なければOK
  • レコードの個性として受け入れる

程度によっては、これはアリ。

……ただ、今回は無理でした。
生理的に、無理。

②最低限ケアで済ませる

  • 乾式クリーナー
  • 静電気対策
  • 軽い湿式クリーナー

早く音楽を楽しみたい人向けの選択です。

③手間をかけて洗浄する

  • 水洗い
  • レーベルカバー
  • マイクロファイバー

②③の選択にあたり僕らの味方、選択を支える存在としてクリーニングの方法によってさまざまな製品があります。

「音のために、一度リセットする」
という選択。

レコードクリーナーの一例

ただし、レコード盤面を擦ったときに静電気が発生して誇りを吸い寄せてしまうので、静電防止スプレーなんかを使うのも良いでしょう。

レコードクリーナースプレーですが、注意書に、音質が若干変化しますと書いてありますが、これはスプレーの影響で表面の摩擦係数が変わったり微細な成分がトラックの溝に着くことが考えられます。

まあ、それはどの程度気にするのか、個人差があると思います。

どうしても気になるようなら水洗いという洗濯が、いや選択があります。

でも、水洗いでトラック汚れがとれるとはいえ、厳密にいえば、溝と針の摩擦は手が加えられれば変わるから、気にしすぎてもどうなのかな?と思います。

スプレーを使わなくてもいいかもしれない湿式クリーナーなんかもあります。

あとは、レコード盤面に搔き集めて溜まった埃を効率よくとるには、こんなグッズもあります。

クリーニングジェルで埃をくっつけるというのもありですかね~。
でも、ちょっと使いにくいかもです。



水洗いするならこんな商品もあります。
水洗いしたときにセンターのレーベルを保護するためのカバーです。
いろいろ出ているので使えそうだと思ったものを使うとよいでしょう!






洗浄したら水滴はしっかり取りたいのでマイクロファイバーとかもあったほうが良いですね。

水洗いですが、いろいろ方法がありますが、一番簡単なのはレーベルカバーを装着して、家庭用の中性洗剤を数滴たらした水で指の腹でやさしく盤面を洗う、まさに手洗い方式でもそこそこ汚れが落ちてくれます。

チリチリ、ザラザラといったノイズが気になる場合には、レコード用のブラシとかもあります。

これも皆さんの判断でお願いしたいのですが、僕がよくやるのは、歯ブラシを盤面に垂直に充ててやさしく擦ってあげるという方法も効果的です。その場合、毛先が細い歯ブラシが良いでしょう。
※これは自己責任ですよ。

水洗いしたら乾燥スタンドに立てて水分を飛ばしましょう!
立てかけ方の違いや立てかけられる枚数など、さまざまな形状のスタントがありますのでお好みで選びましょう!



そうそう、せっかくレコードを洗浄したなら、新しいレコード袋にいれてフレッシュな状態を保ちましょう!

僕が選んだのは、「やりすぎない洗浄」

今回は、
③を選びました。

ただし、
徹底的にやるではありません。

強くこすらない

音溝を削らない

紙かすを“落とすだけ”

新品レコードだからこそ、
落としすぎないことを意識しました。

【写真:水洗い】

指の腹で、
やさしく撫でるように。

洗浄は、万能じゃない

水洗いで汚れは落ちます。
でも正直に言うと、

摩擦係数は変わる

針との当たり方も変わる

気にし始めるとキリがない

だから、
どこまで気にするかは人それぞれ

スプレーを使う選択もあれば、
使わない選択もあります。

どれも、間違いではありません。

それでも、やってよかった理由

乾燥を終え、
もう一度針を落とす。

……あ、違う。

劇的な変化ではありません。
でも、

音に集中できる感じが戻ってきました。

紙かすを針でなぞる、
あの最悪の未来を避けられた。

それだけで、
十分だったと思っています。

後記|新品でも、完璧じゃない

指先洗浄をしていたら、
レコード表面に
イヤ~な突起を発見。

……マジ勘弁。

新品でも、
プレスの問題はあります。

見つけてしまったら、
もう戻れない。

でも、

どこまで気にするか

どこで折り合いをつけるか

それを選ぶのも、
レコードを聴く側の自由です。

新品でも完璧じゃない。
それでも付き合っていく。

これも、レコード人生。

(レコード男子リョータ)

最後に未練がましく・・・
レコード洗浄機もあるので選択に加えてみるのもありかなと思います。








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この記事を書いた人

レコード好きが高じて「レコード男子」としてレコードネタやエンタメの情報を発信する日々。
片付けが苦手なのに心機一転、物置部屋をリニューアル。
レコードは1000枚程度だけど既にスペースが足りなくなる始末。
バッグもレコードが収納できるかどうかで選んじゃう。

音声SNS Clubhouseのルームでレコード男子リョータとして、レコードや趣味ネタについて語っています。
アカウント: @record_danshi (MAKOTO INOUE)

No Life, No Records.
Always look on the blight side of Life.

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