おはようございます。
レコード男子リョータです。
今日のレコードは、1984の映画『Footloose フットルース』のサウンドトラック盤。
この映画は、80年代の映画とロック(ポップス)のダブルプロモーションの成功例として素晴らしい作品です。
当時、ケビン・ベーコン主演のこの映画は「ニューメディア映画」と称されるように、映画とともに採用された音楽もヒットした。若い世代をターゲットに、音楽をシーンごとに効果的に取り入れ、これまでの映画音楽と一線を画しています。
Footlooseってどんな映画?
1984年に日本でも公開され、ロック(ポップス)と映画の両方がカッコよくて世界中でヒットした映画です。
主演は、ケビン・ベーコン。
プロデューサーの思惑通り、ティーンエイジの女性を中心に映画もヒットしました。
ウィキペディアでは次のように紹介されています。
『フットルース』(Footloose)は、1984年のアメリカ映画。パラマウント映画作品。上映時間107分。
公開当時、ケニー・ロギンスなども参加したサウンドトラックのヒットや当時の流行であるMTVを始めとするプロモーションビデオなどヒットも相まって、一種の社会現象となった作品でミュージカル化もされている。2011年にはリメイクも行われ、日本では『フットルース 夢に向かって』のタイトルでDVD発売された。サウンドトラックは日本のオリコン洋楽アルバムチャートで1984年5月7日付から通算18週1位を獲得した[3]。
保守的な田舎町にやって来た高校生レンが、住人との隔たりを克服して行く青春物語である。
映画のために書き下ろされた9曲
フットルースで使用された楽曲は、すべて脚本家ディーン・ピッチフォードによるものです。
ケニー・ロギンス Kenny Loggins
ケニー・ロギンスは、この作品『Footloose フットルース』のメインテーマと挿入歌2曲を歌っています。
・フットルース~メインテーマ(FOOTLOOSE)
K.Loggins – D.Pitchford
プロデュース:ケニー・ロギンス&リー・デカーロ
・アイム・フリー(I’M FREE- HEAVEN HELPS THE MAN)
K.Loggins – D.Pitchford
プロデュース:デヴィッド・フォスター
デニース・ウィリアムス Deniece “Niecy” Williams
デニース・ウィリアムスは、アメリカのシンガーソングライターで、挿入歌1曲を歌っています。
・レッツ・ヒア・イット・フォー・ザ・ボーイ(LET’S HEAR IT FOR THE BOY)
T.Snow – D.Pitchford
プロデューサー:ジョージ・デューク
マイク・レノ(ラバー・ボーイ)&アン・ウィルソン(ハート)MIKE RENO & ANN WILSON
ラバー・ヴォーイのボーカル、マイク・レノとハートのリードヴォーカル、アン・ウィルソンは挿入歌1曲を歌っています。
・パラダイス~愛のテーマ(ALMOST PARADISE…Love Theme From FOOTLOOSE)
E.Carmen – D.Pitchford
プロデュース:キース・オルセン
ボニー・タイラー(BONNIE TYLER)
ウェールズのシンガー、ボニー・タイラーは、挿入歌1曲を歌っています。
・ヒーロー(HOLDING OUT FOR A HERO)
J.Steinman – D.Pitchford
プロデュース:ジム・スタインマン
この『ヒーロー』は、葛城ユキさん(1984年7月5日発売)と麻倉未稀さん(1984年11月5日発売)がそれぞれ日本語カヴァー盤を歌っています。
シャラマー(SHALAMAR)
ソウル・ディスコ・グループのシャラマーは、挿入歌1曲を歌ってます。
・ダンシン・イン・ザ・シーツ(DANSING IN THE SHEETS)
B.Wolfer – D.Pitchford
プロデュース:ビル・ウォルファー
カーラ・ボノフ(KARLA BONOFF)
アメリカのシンガーソングライター、カーラ・ボノフは、挿入歌1曲を歌っています。
・誰かの愛が(SOMEBODY’S EYES)
T.Snow – D.Pitchford
プロデュース:ジョン・ボイラン
サミー・ヘイガー(SAMMY HAGAR)
ヴァン・ヘイレンの元ボーカリスト、サミー・ヘイガーは、挿入歌1曲を歌っている。
・危険なガール(THE GIRL GETS AROUND)
S.Hager – D.Pitchford
プロデュース:サミー・ヘイガー
ムーヴィング・ピクチャーズ(MOVING PICTURES)
オーストラリア・シドニーのムーヴィング・ピクチャーズは、挿入歌1曲を歌っています。
リードシンガーのアレックス・スミスの絶唱と哀愁のあるメロディがSo Good!
・ネバー(NEVER)
M.Gore – D.Pitchford
プロデュース:ジョン・ボイラン
これらの作品は、ロサンゼルス周辺の自由な空気が作り出したと言っても過言ではないでしょう。
そして、このアルバムは、ロックからソウルまで白人、黒人の枠を超えて当時の若者たちの息づかいが伝わってくるようなサウンドばかり詰め込まれたオムニバス・アルバムともいえるサウンドトラックなんです。
皆さんも聞いてみてください。
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