アナログで聴く、冬の魔法 〜レコード男子が選ぶ洋楽クリスマス名盤〜

おはようございます!
レコード男子リョータです!

12月になると、同じ音楽が、なぜか毎年違って聴こえます。

街に流れる定番曲。昔から知っているはずのメロディ。それでも、今年の自分の耳には、今年なりの温度で届いてくる。クリスマスとは、きっとそういう季節なのだと思います。

この特集では、**レコードでこそ味わいたいクリスマス音楽**を、洋楽編・J-POP編の2本立てで紹介します。

洋楽編は、少し外の景色から。
遠い国の声、時代を越えて鳴り続けるスタンダード、部屋の空気を一変させる名盤たち。

J-POP編は、日本の冬、日本語の感情へ。
街の記憶、青春の匂い、部屋の静けさ。レコードを回すことで、あらためて立ち上がってくる風景があります。

どちらも、ランキングでも完全ガイドでもありません。
あくまで「いっそデイドリーム」らしく、**レコードの前に座る時間そのもの**を切り取った記録です。

針を落とす前の、ほんの数分。
この文章が、あなたのクリスマスレコード選びの、ささやかなきっかけになれば嬉しいです。

※記事には広告が含まれています。

目次

レコード男子が選ぶ洋楽クリスマス名盤

街にイルミネーションが灯り、空気が少しだけ澄んでくるこの季節。なぜか無性に、ターンテーブルの前に座りたくなります。サブスクでクリスマスプレイリストを流すのも悪くない。でも、針を落とし、盤が静かに回り出す“あの時間”は、やっぱりレコードでしか味わえません。

今回は「いっそデイドリーム」的視点で、アナログでこそ聴きたい洋楽クリスマスレコードを選びました。現代の定番から、時代を超えて鳴り続ける声まで。どれも“冬の時間”を少しだけ豊かにしてくれる名盤たちです。

マライア・キャリー|現代クリスマスの王道を、あえてアナログで

「All I Want for Christmas Is You」。この曲を聴かずに12月を終える人は、もうほとんどいないでしょう。マライア・キャリーは、21世紀のクリスマスサウンドを決定づけた存在です。

CDや配信で聴き慣れたこのアルバムを、あえてレコードでかけてみる。すると、音の“壁”の分厚さ、コーラスの奥行き、90年代ポップ特有の豪奢な質感が、驚くほど立体的に迫ってきます。

便利すぎる時代だからこそ、「定番を定番として聴き直す」。それだけで、毎年同じ曲が少し違って聴こえる。マライアは、そんな体験をくれる一枚です。




シンディ・ローパー|派手じゃない、あたたかいクリスマス

クリスマスと聞くと、どうしても華やかさを想像しがちですが、シンディ・ローパーのクリスマスアルバムには、どこか“肩の力が抜けた”温度があります。

声は相変わらず個性的。でも、その歌い方は優しく、少し照れくさい。賑やかなパーティーというより、家の灯りを落として、静かに過ごす夜に似合う音楽です。

マライアの眩しさのあとに、シンディをかける。この順番が、意外なほどしっくりくる。クリスマスは、誰かと過ごす日であると同時に、「自分を労わる日」でもあるのだと、そっと教えてくれます。


ジョン・レジェンド|ソウルが灯す、大人の夜

ジョン・レジェンドのクリスマスアルバムは、聴いた瞬間にわかります。「これは長く聴かれる音楽だ」と。

オーティス・レディングやスティーヴィー・ワンダーの系譜を感じさせる歌声。派手なアレンジは控えめで、あくまで“声”が中心にある。レコードで聴くと、低音のふくらみと、ボーカルの距離感が心地よく、部屋の空気まで変わるようです。

一日の終わり、グラスを片手に。誰かと語らう夜にも、一人で考え事をする時間にも似合う。クリスマスを「大人の時間」に変えてくれる一枚です。
※アナログ盤が入手できない状況です。CD版はありました。価格が割高です。

ノラ・ジョーンズ|静けさを楽しむ、冬のレコード

ノラ・ジョーンズは、いわゆる“クリスマス専門アルバム”の人ではありません。でも、彼女の声は、冬という季節そのものと相性がいい。

ジャズとポップのあいだを漂う歌声。音数は少なく、派手さもない。でも、レコードで聴くと、その“隙間”がとても美しく感じられます。

賑やかな音楽に少し疲れた夜、部屋の照明を落としてノラをかける。クリスマスは、必ずしもベルやコーラスが鳴っていなくてもいい。そんな当たり前のことを思い出させてくれる存在です。


ナット・キング・コール|すべての原点にして、永遠

もし「最初の一枚」を挙げるなら、やはりナット・キング・コールは外せません。

「The Christmas Song」が流れた瞬間、時間がゆっくりになります。モノラル盤とステレオ盤で表情が変わるのも、レコードならではの楽しみ方。声の温度、オーケストラの奥行き、そのすべてが“完成形”です。

世代を超えて聴かれてきた理由は、説明するまでもありません。クリスマスレコードの棚に、この一枚があるだけで、安心できる。そんな存在です。

フランク・シナトラ|都会の夜に似合うクリスマス

最後は、フランク・シナトラ。

シナトラのクリスマスは、どこか都会的で、少し影があります。陽気すぎず、甘すぎない。夜の街、窓の外の灯り、静かな部屋。そんな情景が自然と浮かびます。

ノスタルジーだけで終わらない“かっこよさ”。男性ボーカルのクリスマス盤として、今あらためて聴き返したい一枚です。

おわりに|今年、あなたはどの一枚をかけますか?

クリスマスレコードは、流行を追うものではありません。むしろ、毎年同じ盤を、少し違う気持ちで聴くための音楽だと思います。

今年はどの一枚をターンテーブルに乗せますか? 針を落とすその瞬間から、あなたの冬の物語は、きっと始まります。

連続企画「クリスマスレコード特集! 洋楽.vs.JPOPのまとめ

洋楽編で、少し遠くの景色を眺めてから。
J-POP編で、自分の部屋に戻ってくる。

そんなふうに、レコードを通して行ったり来たりするのも、冬の楽しみ方のひとつです。

クリスマスレコードは、新しい一枚を探すための音楽でもあり、
毎年同じ一枚に、もう一度会いに行くための音楽でもあります。

今年のあなたは、どちらを選びますか?

ターンテーブルの上で回り出したその盤が、
今年の冬を、来年思い出すための“しるし”になるかもしれません。

それでは、よいクリスマスレコード時間を~♪

—— レコード男子リョータ

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この記事を書いた人

レコード好きが高じて「レコード男子」としてレコードネタやエンタメの情報を発信する日々。
片付けが苦手なのに心機一転、物置部屋をリニューアル。
レコードは1000枚程度だけど既にスペースが足りなくなる始末。
バッグもレコードが収納できるかどうかで選んじゃう。

音声SNS Clubhouseのルームでレコード男子リョータとして、レコードや趣味ネタについて語っています。
アカウント: @record_danshi (MAKOTO INOUE)

No Life, No Records.
Always look on the blight side of Life.

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